★★★ 介助犬デイジー & 引退犬エルモのブログ ★★★

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介助犬シンシア、エルモからバトンを受け取ったデイジーの日常を紹介していきます。もちろん、エルモの様子も紹介します。

同伴拒否!


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2009.09.26 (Sat)
 僕のことじゃないんだけど、少し前に、知り合いの盲導犬使用者の人から、お父さんに、補助犬の同伴拒否のことで相談がありました。

 知り合いの人の娘さんが、家族で旅行に行くため、旅行会社へ盲導犬同伴を伝えパック旅行の申し込みをしたそうなんですが、しばらくすると、旅行会社から「色々な宿泊施設に問い合わせたが、盲導犬を受け入れてくれる施設がない」との連絡が入ったそうです。
 旅行会社の担当者は、親切な人だったらしいのですが、補助犬法に関する知識がなく、宿泊施設から「受け入れたことがない」「階段がある」「盲導犬を受け入れる設備がない」などの話を聞くだけで、補助犬法の説明を行なうなどの対応は取らず、同伴拒否と判断していたそうです。
 車いす使用者であれば、階段だと不便ですが、視覚障がい者や聴導障がい者であれば問題ないし、他の言い訳も、盲導犬を受け入れられないという理由にはならないんですけどね・・・。中には、「盲導犬はお風呂に入りますか?」という質問までがあったそうです。
 補助犬法の認知度が低く、補助犬が正しく理解されていないことを実感しています。

 「毎日新聞」や「県の補助犬相談窓口(障害者支援課)」とも相談しながら、インターネットで調べると、その地域のホテルで、「補助犬同伴可」としているところがいくつかあり(補助犬法により、補助犬同伴の受入が義務づけられているので、補助犬同伴について「可」や「不可」と掲げることはおかしなことなのですが・・・)、とりあえず旅行会社に、そのホテルへ連絡をとってもらい、なんとかホテルが確保でき、知り合いの盲導犬使用者さんは、旅行に行くことができました。

 しかし、旅行会社は、旅行をコーディネートするが仕事なので、宿泊施設へ補助犬法の説明を行なうなどして、補助犬の受け入れを促す立場にあると思うんだけど、今回の対応はとっても残念でした。
 毎日新聞の取材に対して、旅行会社の広報室は「社員の認識が甘かった。社員研修において、ユニバーサル問題に取組んでおり、その中で補助犬法のことにも触れている。今後も、グループ全体に法律の周知を図りたい」と言っているので改善されることを期待しています。

 2009/06/30 毎日新聞・夕刊



旅館業法

 身体障害者補助犬法では、補助犬の同伴受入を義務づけているのですが、罰則規定がありません。
 しかし、旅館業法では、

第五条  営業者は、左の各号の一に該当する場合を除いては、宿泊を拒んではならない。
一  宿泊しようとする者が伝染性の疾病にかかつていると明らかに認められるとき。
二  宿泊しようとする者がとばく、その他の違法行為又は風紀を乱す行為をする虞があると認められるとき。
三  宿泊施設に余裕がないときその他都道府県が条例で定める事由があるとき。

と定められており、宿泊施設における「補助犬の同伴拒否」は、第五条に違反することになり、場合によっては、立入検査(第七条)、許可の取消・営業の停止(第八条)、罰金(第十一条)の対象になります。

コメント

1年も経つのに…。
補助犬法全面試行から1年になるのに、まだまだこう言う事があるのですね。

私は点字がきっかけで目の見えない人との交流がかなり増えました。
白杖でももちろんですが、盲導犬と一緒なら
ハーネスから伝わる動きで階段の始まりや終わりがわかるから何も問題無いです。

チャンピィから数えたらかなりの歴史がある盲導犬でさえ、
まだまだ認知度が低いと言うのは本当に困ったものですね。

本来はより自由に行動出来るようにと言う補助犬なのに、
補助犬が理由で断られるのは大きな問題と感じています。

それでも私の身近な場所でも「ほじょ犬ステッカー」を見かけるようになりました。
だからと言ってステッカーが無いから拒否して良い訳ではありませんものね。

千葉県でも来月2日にグミちゃんが正式に介助犬として認定される予定ですから、
少しでも多くの方々に補助犬について正しい知識を身につけて頂いて、
暖かく受け入れて、見守って頂きたいなと願っています。
ざくろの森さん

 改正補助犬法が全面施行されて1年になりますが、改正された内容は、「一定規模以上の民間事業所(職場)における、補助犬の受入義務化」と「相談窓口の設置」です。ホテルやレストランなど、不特定多数の人が利用する民間施設については、03年の補助犬法完全施行により、補助犬の受入が義務化されているので、もう6年になります。
 6年も経つのに、補助犬法の認知度は、まだまだという状況です。

 補助犬の同伴拒否は、残念な事例ですが、今回のことをきっかけに、旅行会社だけでなく、多くの人が、補助犬への理解を深めてくれることを期待しています。

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