★★★ 介助犬デイジー & 引退犬エルモのブログ ★★★

  看板
 
介助犬シンシア、エルモからバトンを受け取ったデイジーの日常を紹介していきます。もちろん、エルモの様子も紹介します。

兵庫県の職員採用試験で、介助犬の同伴拒否!


にほんブログ村 犬ブログ 補助犬・セラピー犬へ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
2008.12.16 (Tue)
 新聞やテレビの報道で、ご存知の方もおられると思いますが、11月に行なわれた兵庫県の職員採用試験で、介助犬の同伴拒否がありました。

 受験書類に「介助犬同伴」と記して提出したところ、人事委員会の担当者から、「試験会場では、介助犬はどんな介助をするのですか?」などの問い合わせがあり、「筆記用具など、落としたものを拾ってくれます」と伝えたところ、「もともと、障がいのある方の試験なので、そのような介助は、職員が行ないますし、受験者の中には、アレルギーの人や犬嫌いの人もいるので、試験中は別室で預かります」との話しがあったようです。
 「長時間、介助犬と離れることになり、どのような状態で預かってくれるのか?」などを確認したところ、「職員の数も限られていて、ずっと見ていることは出来ない」との回答だったそうです。
 さらに「試験中に同伴すること」を要望しようかとも思ったそうですが、試験を受けられないと困ると思い、それ以上は要望せず、仕方なく当日は介助犬を家に置いて受験したそうです。

 2008年12月12日の毎日新聞の記事

 兵庫県は、私の地元でもあり、補助犬法の成立前から、介助犬同伴利用促進要綱(2000/09)を制定するなど、全国に先駆けた取り組みをしてくれていたので、今回の件はとても残念に思っています。
 そこで、補助犬同伴の採用試験について、きちんと対応してもらえるように、日本介助犬使用者の会から、兵庫県の井戸敏三知事宛に、次のような要望書を提出しました。

要望書!
要望書!
(要望事項)
1. 補助犬の同伴拒否に至った経緯を調査し報告してください。
2. アレルギーのある方や犬に恐怖心のある方などがいた場合の対応を含めた「補助犬の受け入れ方法」を検討し報告してください。
3. 庁内における、補助犬法の更なる周知徹底に取り組んで下さい。

 補助犬法が施行され6年がたちましたが、同伴拒否がなくなりません。
 今回のことを機に、補助犬法の認知度が低いことや同伴拒否の実態を多くの人に知ってもらい、国や地方自治体だけでなく、民間でもきちんと対応してもらいたいと望んでいます。
 皆さんのご理解・ご協力をよろしくお願いします。

 2008年12月17日の毎日新聞の記事

 他のブログ(「同伴拒否の発覚(08/12/12)」、「兵庫県の回答(09/01/06)」、「兵庫県からの報告(09/04/08)」、「補助犬受入マニュアル(09/04/21)」)も参照してください。

コメント

全ての人の要望を聞くのはむずかしいことは分かります。
断ることは簡単ですね!
介助犬・補助犬の活動も一般の方の意識が変われば、
役職の方も変えざるえないのかなぁ?

この前成功者へのインタビューがあり
「成功への秘訣はなにですか?」の質問に回答は
「成功するまでつづけること!」
介助犬・補助犬の活動も、まだまだつつけましょう!

私も力不足ですが応援します。

石森 幸一
私には何も出来なくてごめんなさい。
エルモ・パパさん、こんにちは。
私も半年間こちらを購読させて頂いていて、
盲導犬のユーザーさんともお話しさせて頂いていますが、
法律が改正されても知らないなどの理由での、
同伴拒否が相変わらずある事はとてもかなしいですね。

私の友達の場合は、盲導犬でカラオケ店での同伴拒否でしたが、
それでも、大切な友達が困っているのを見るのはとても辛かったです。
今回は公の試験なので、必ず受け入れられなければならないだけに
例え面識の無い方であっても、とても残念な気持ちです。

もしも大切な人が同じ目に遭ったらと考えてしまう私の悪い癖です。

実は今日、私が初めて点訳した歌詞カードを付けさせて頂いた方が
盲導犬をすすめられたと、私のページの掲示板にメッセージがありました。

盲導犬と一緒に安全に歩けるようになる事は
とても素晴らしい事なのに、その方は関西に在住なので、
もしもその方もこんな事に遭ったらと思うと、
どうして良いのか私は戸惑ってしまいました。

どんな障害がある人だって、特別な人ではなく、
他は普通のひとりの人間なのですから、障害もその人の個性の一部として
普通に受け入れて欲しいと心から願っています。

連続投稿になってしまい失礼致し
お久しぶりです
先日この記事を読んで、とてもがっかりしました
兵庫県は先進的な考えを持っている自治体だと認識していましたのに
残念です。。。
なにぶん非力で何もお力になるようなことはできませんが
記事リンクさせていただいてもよろしいでしょうか
木村さんがんばってください!
石森さま

いつも、有難うございます。

法律で、補助犬同伴の受入が義務づけられているのに、兵庫県の人事委員会が「犬アレルギーの人がいるかもしれない」という話しから、いきなり補助犬の同伴を拒否したのは、とても残念です。

2008年12月17日の毎日新聞の記事:ユニバーサロン(詳しい記事)にあるように、昨年の大阪府の職員採用試験では、介助犬を同伴した障がい者が受験しており、問題は何もありませんでした。

兵庫県には、犬アレルギーの人がいた場合に、どのようにすれば、障がい者が補助犬を同伴した状態で、普通に試験を受けられるかを、きちんと検討して欲しいと思っています。

これからも、応援をよろしくお願いします。

ざくろの森さま

お知り合いの盲導犬使用者の方が、カラオケで盲導犬の同伴を拒否されたのですね。

補助犬は、障がい者の社会参加を後押ししてくれる存在なのですが、補助犬使用者は、同伴拒否を経験すると、「また、拒否されるのではないか?」との心配から、補助犬を同伴しての外出が憂鬱になります。
これでは、補助犬が社会参加のバリアになってしまいます。

今回、日本介助犬使用者の会から、兵庫県知事宛に要望書を送りましたが、さらに多くの方が、兵庫県へ、皆さんの意見を伝えてくれれば、兵庫県の認識も変わると思います。

皆さんのご理解、ご協力を、よろしくお願いいたします。
みかちゅうさん

リンクのお申し出、有難うございます。

今回の件が、一過性で終らないように、ひとりでも多くの人に知ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

今回、介助犬の同伴を拒否した兵庫県・人事委員会事務局職員課の人も、多くの人の意見を聞けば、今回の対応が間違いだったと気付いてくれると思います。

管理者のみに表示