
2018.08.09 (Thu)
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190円・・・!
先日の自由研究の時に、小学生とデイジーの写真を撮っていたら、男の子がポケットから小銭入れを取り出してゴソゴソしていました。
ほかの子が、デイジーにコインを拾ってもらう体験をしていたので、「彼もやってみたいのかな?」と思ってました。
小銭入れに入っているコインをすべて取り出して、手渡してくれました。
『これ使って!』
「えっ。おこづかいがなくなるやん!」
『おばあちゃんに、おこづかいもらったからええねん!』
「じゃ、介助犬を育てるのに使うね」
兵庫介助犬協会の説明をするときに、「介助犬の訓練には、時間もお金もかかるけど、皆さんからの募金や寄付で介助犬を育成してるんです」と話したのが、気になっていたみたいです。
小学4年生にしたら大金です。
兵庫介助犬協会へ届けて、介助犬の育成普及に大切に役立てもらいます。
介助犬の話を聞いて、それぞれに色々なことを感じてくれていて、とても嬉しいです。
今までに、補助犬の受入にとても親切だったウエイトレスさんやJRの職員さん、介助犬の取材に熱心に取り組んでくれた新聞やテレビの記者などがいましたが、その中には子供の頃に僕のシンシアとの講演を聴いてくれていた人もいました。
子供の頃に、補助犬や障がいのある人と接することは、自然にバリアフリーや共生に関する心が養われるんじゃないかと思っています。
すべての小学生に、補助犬と接してもらうのは不可能ですが、教科書で必ず補助犬を学ぶようになって欲しいです。