
2017.11.24 (Fri)
![]() 府民セミナー |
昨日は、大阪府教職員互助組合主催の府民セミナーでした。 ほとんどの方が、介助犬の名前を知ってくれていましたが、盲導犬の違いやどういう介助をするのかまで理解しておられる方は2~3割でした。
講演やデイジーのデモンストレーションで、介助犬の仕事や役割、介助犬が楽しんで作業していることなどを、皆さんに理解してもらえたと思います。
デイジーは、指示した物を持ってきたり、拾ったり、車いすの動きに合わせて歩行したり、狭い通路を後ろ向きに歩いたり、介助犬の仕事をきちんとデモンストレーションしてくれました。「テイク新聞!」の指示に、リモコンを持ってくる間違いが1回だけありましたが、2度目はきちんと新聞を持ってきてくれました。
子供達も来てくれていたので、講演が終わった後、特別に「デイジーとふれあう時間」を設けて、子供達の質問に答えてきました。彼ら彼女らが、大人になっても今回のセミナーのことを気にかけて、障害者や補助犬だけでなく、すべての人に優しく接せられるようになってくれると嬉しいです。
主催団体の関係から、先生方の参加が多く、シンシアが英語の教科書に取り上げられていた頃に、教科の枠を超えて、ドラマ「シンシア」を教材として使うなどして、熱心に介助犬の授業をしてくれていた先生ともお話が出来て嬉しかったです。 補助犬の普及には、時間はかかりますが、子供の頃に補助犬についてきちんと学んでもらう必要があると思っていますが、「生徒たちに介助犬の事を伝えなければという使命や想いを、再度抱くきっかけとなりました」とおっしゃってくださる先生もおられ励まされました。