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★★★ 介助犬デイジーのブログ ★★★

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介助犬シンシア、エルモからバトンを受け取ったデイジーの日常を紹介していきます。

600回目の講演会!


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2015.06.10 (Wed)
講演会
講演会
 昨夜(5/30)の地震で、首都圏の約2万台のエレベーターが止まっったそうで、「朝までに復旧するのか?」を心配していました。そのため、朝起きてすぐに、美智子がエレベーターを見に行ったら無事に復旧していたので、普通に身支度をして、レストランで朝食を食べ会場へ向かう事が出来ました。でも、エレベータ管理会社の社員の方々が徹夜で作業にあったてくれたそうで頭が下がります。
 会場では、ステージの確認やパソコン・マイクの動作確認をし、控室では、講演とトークショーの打合せをしましたが、スタッフの方々は、デイジーのとってもお利口な様子に感心してビックリしておられました。

 今回は、長野県の高校の同窓会(東京支部)総会での講演会でしたが、介助犬の普及啓発でとてもお世話になっている方が、実行委員長を務められるとのことで、1年前にお話がありました。その後、何度も宝塚へ来て打ち合わせをしてくさるなど、熱心に取り組んでくださったお陰で、盛大な講演となり感謝しています。
 参加して下さった方々は、とても熱心に講演やトークショーに耳を傾けてくださいました。また、講演とトークショーの間の休憩時間には、デイジーと触れ合っていただいたのですが、多くの方から質問や応援の言葉をたくさん頂き有り難かったです。
 デイジーは11回目の講演・イベントで慣れたもので、介助犬の仕事をきちんとデモンストレーションしてくれました。皆さんに、介助犬の仕事だけでなく、介助犬が喜んで仕事をしていることも理解してもらえたと思います。
 講演の後には、皆さんが「介助犬の普及・啓発のための募金」を募って、寄付して下さりました。本当に有難いです。
 大地震や新幹線など、デイジーにとって初めての経験がたくさんありましたが、デイジーはきちんと対応してくれまし、皆さんが熱心に話しを聞いてくれ、介助犬に理解を示して下さったので、僕にとって600回目の講演会は、思い出深いものになりました。
 講演の後すぐに会場を後にし、無事に家に帰ってきましたが、家の前にリフトタクシーが到着すると、母親と留守番していたエルモが、尻尾をブンブンと振って僕たちを迎えてくれました。

(追伸)
 盲導犬を知らない人はいませんし、多くの人が介助犬という言葉を知ってくれています。
 しかし、今回の講演でもそうでしたが、介助犬と盲導犬の違いや介助犬の仕事となると知っている人は少なく、身体障害者補助犬法のことまできちんと理解してくれている人はとても少ないです。
 僕の講演も600回を数えましたが、介助犬や身体障害者補助犬法への理解はまだまだ不十分です。
 これからも、補助犬の普及啓発に頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします。

コメント

No title
お疲れ様です。
デイジーちゃんも(*´ー`*)

最後の(追伸)の部分、本当にそう思います。
介助犬といると、ものすごくよく話しかけられますが、必ずといっていいほど
「ところで、介助犬ってどんなことするの??」
と聞かれます。
名前までは知っていても、どんなお仕事をしてくれるのかまで理解してくれている人は、ほぼいません…。

私もなにかできればと思いますが、聞かれたときに説明するのとパンフレットを渡すので精一杯です;
600回を越える講演会なんて、想像もつかない数です…。
Re: 有り難うございます。
清家さん
 コメント、有り難うございます。
 シンシアが介助犬になってから、来月で19年です。
 日本で3頭目の介助犬でしたから、ペット扱いで同伴拒否ばかりでした。
 その後、補助犬法が成立し、補助犬法の改正も行われ、当時と比べれば
同伴拒否はかなり減りました。
 でも、補助犬法が成立して13年が経っても、当たり前のように、介助犬と一緒に
出かけられるような状況にはなっていません。
 普及啓発の大変さを実感しています。

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