
2014.06.03 (Tue)
![]() 関西大学での講演 |
宝塚市では、秋に補助犬シンポジウムを開催するなど、日頃から補助犬の普及啓発に取り組んでくれています。
5月22日が『ほじょ犬の日』となったことから、今年は『ほじょ犬の日』啓発イベントを開催してくれました。
補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の使用者や育成団体が参加し、各補助犬のデモンストレーションや使用者の話しで、補助犬への理解を訴えました。
参加して下さった方に、補助犬の仕事や役割のほか、補助犬法が成立して12年も経つのに、未だに認知度が低く、補助犬の同伴拒否が無くならないことなどを知ってもらえたと思います。
また、多くの方が、募金やチャリティグッズの購入にも協力してくださりとても有り難かったです。
障害者が補助犬と一緒に自由に社会参加できる優しい街になって欲しいです。
イベントは、11時~と13時~に行なったのですが、2回目のイベントの直前には、宝塚市で活躍した補助犬への感謝状贈呈式も行なわれました。過去1年間に引退した補助犬が対象なのですが、宝塚市の中川智子市長から、1月に引退したヴァニラちゃんと4月末に引退したエルモに感謝状が贈られました。
ヴァニラとエルモにとって、貴重な引退のお祝いになりました。
皆さん、ありがとうございました。
◆◆ほじょ犬の日◆◆
身体障害者補助犬法が、2002年5月22日に成立したことを記念して、補助犬使用者から、「5月22日を『ほじょ犬の日』にして欲しい」とお願いしていたのですが、超党派の国会議員による「身体障害者補助犬を推進する議員の会」の昨年の総会で「5月22日を『ほじょ犬の日』とすること」が決まりました。法的な記念日ではないのですが、『ほじょ犬の日』をきっかけに補助犬への理解が深まることを期待しています。