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介助犬シンシア、エルモからバトンを受け取ったデイジーの日常を紹介していきます。

身体障害者補助犬法成立10周年記念シンポジウム


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2012.07.06 (Fri)
控室で
控室で
身障者用トイレ
身障者用トイレ
 今年の5月22日は、身体障害者補助犬法が成立してちょうど10周年なので、「身体障害者補助犬を推進する議員の会(会長:細川律夫議員・前厚労相)」が、10周年記念シンポジウムを開催してくれました。場所は、衆議院第一議員会館の多目的ホールです。
 東京スカイツリーを後にして、衆議院第一議員会館へ向かいました。前回議員会館を訪れたときは、まだ前の古い会館で、新しい会館を建設中でした。新しい会館を訪れるのは初めてです。新しい会館は、古い会館とは違って、とても大きいし綺麗で立派な会館になっていました。古い会館の時は、斜行の昇降機を使わなければならないところがあったり、通路が狭かったり、ちゃんとした身障者用トイレもなく、車いすのお父さんには少し不便だったのですが、新しい会館はとても便利になっていました。

シンポジウム
シンポジウム
お父さんの発表
お父さんの発表
議連の先生方と
議連の先生方と
 平日の昼に、議員会館へどれだけの人が、補助犬シンポを聞きに来てくれるのか心配していたのですが、150席の準備に対して160名を超える来場があり、急きょ椅子を追加したくらいです。補助犬も、僕を含め31頭が参加してくれましたし、会期中にもかかわらず、多くの国会議員が出席してくれ、とても盛況で良かったです。
 議連事務局長の阿部知子先生が司会を務めてくださり、会長の細川律夫先生の挨拶から始まり、幹事の田村憲久先生の議連の活動報告、日本獣医師会・会長の挨拶、厚労省の補助犬に関する現状報告がありました。
 第一部のシンポジウムでは、お父さんを含む補助犬使用者3人が、「身体障害者補助犬法の10年の歩みとこれから・・・」というテーマで、補助犬法成立前後の変化や現状と課題などを発表しました。
 第二部では、「医療機関での現状と今後の取り組み」というテーマで、「病院での受け入れ状況などの調査結果」が報告され、質疑・応答が行われました。
 多くの人に、「補助犬の同伴拒否の現状」、「病院での補助犬への知識不足」「補助犬を受け入れた病院では、何も問題が発生していないこと」などを知ってもらえて大きな意義がありました。


◇2012年05月27日:毎日新聞・朝刊・阪神版
 「記者が行く:補助犬法成立10年、伸び悩む頭数 理解不足で「同伴」に壁 /兵庫

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