
2011.11.26 (Sat)
![]() センター長の挨拶 |
![]() 新米介助犬のジョイちゃんと |
優れた介助犬を育成するには、介助犬希望者である障がい者の障がいの内容やニーズ、家屋環境などを的確に評価する必要があるので、トレーナーさんだけでそれらを把握するのは難しいので、リハ専門職の方の協力が不可欠です。
しかし、介助犬のことをきちんと理解してくださっているリハ専門職の方はまだまだ少ないので、今回のセミナーが開催されたんです。
予想を上回る人が、全国から参加してくださり、協会のスタッフさんもお父さん喜んでいました。
リハ医師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・工学技士の皆さんの発表に交じって、お父さんも「介助犬使用者として、リハビリ関係者に知って欲しい事」というテーマで話をしました。僕やシンシア姉さんとの実生活を紹介しながら、介助犬のメリットだけでなく、障がい者にとって負担になることなどのデメリットも説明していました。
途中で、協会のスタッフさんによる介助犬のデモンストレーションありましたが、PR犬のグレースちゃんがやってくれたので、僕はお父さんの傍で静かに待機していました。これも介助犬にとって重要な仕事です。
介助犬セミナーは、質問がたくさん出て、予定時間をだいぶ超過しましたが、無事に終了しました。
これからも、リハ専門職の方々にも、介助犬の有効性や課題を理解してもらえるように、お父さんと一緒に頑張ります。
セミナーには、3日前の9月8日に認定を受けたばかりのジョイちゃんも使用者さんと一緒に参加してくれていました。