
2010.07.06 (Tue)
![]() センターへ到着 |
![]() 散歩中 |
![]() フリータイム |
久しぶりの「晴」だったので、レッスンが始まる前に、愛護センターの敷地内を散歩してくれました。
![]() 遠隔の指示 |
![]() 歩行の訓練 |
お父さんは、ダウンの指示で僕を伏せさせ、ステイ(そのまま)の指示を出して、お父さんだけ少し離れたところへ行きます。
そして、お父さんの「シット(お座り)」「スタンド(立て)」「カム(来い)」「ストップ(止まれ)」「ゴー・マット(マットのところへ行け)」「ダウン(伏せ)」「バック(後ろへ)」などの指示に合わせて僕が行動します。
うまく出来るといっぱい褒めてくれるし、たまに間違えても、うまく出来るまでやり直して褒めてくれます。
歩行の訓練では、お父さんがゆっくり歩いたり、早く歩いたり、立ち止まったり、右に行ったり、左に行ったり、Uターンしたり、バックしたり、他のワンちゃんと交差したりしても、きちんとお父さんの横について歩きます。
車いすの動きに合わせて歩くことは、介助犬にとっても重要なことなので、とても良い復習になります。
レッスンは褒められながら進むし、途中に他のワンちゃんと遊ぶ時間もあるので、とても楽しいです。
(補足)
僕(介助犬)が「愛犬のしつけ方教室に通っている」と言うと、「エルモくんは、何か問題があるんですか?」って言われることがあります。
もし問題があれば、日本介助犬協会のトレーナーさんに見に来てもらわなければならないし、重大な問題なら、日本介助犬協会で再訓練することになるかもしれません。
お父さんと僕は、問題があるからではなく、今のハイレベル?の状態を維持できるように、「愛犬のしつけ方教室」に通っているんです。
認定を受けたばかりの時には問題が無かった介助犬も、きちんと管理されなかったり、間違った管理をされていると、少しずつレベルが下がってくるかもしれないので、使用者さんの責任は重大です。
そのため、日本介助犬協会では、使用者さんと介助犬の様子を定期的にフォローアップしています。
そのことからも、介助犬使用者が介助犬と一緒に、「愛犬のしつけ方教室」へ通うことはとても良いことだと思っています。