
2010.06.20 (Sun)
![]() 充電BOXの 電話を咥える |
![]() 電話を 持ってくる |
今日は「テイク・電話」です。電話をかける時や電話が鳴った時には、お父さんが「テイク・電話」と言うので、僕は充電BOXのところへ行き、立ててある電話(コードレスの子機)をくわえて、お父さんのところへ持って行きます。
電話は、お父さんの仕事部屋にあるんだけど、リビングにいるときでも、ちゃんと仕事部屋へ行って電話を持ってきますよ。
それと、お父さんはたまに車いすから転倒することがあります。そのときには、自分では車椅子に乗り移ることができないので、「テイク・電話」の指示で、僕が電話を持ってくると、お父さんは近所の人に電話をして助けを呼びます。
シンシア姉さんや僕がいなかった頃は、床に転がったまま、お母さんが帰ってくるのを待たないといけなかったんだって。だから、お母さんはお父さんが車いすから落ちていないかどうかを確認するため、職場から2~3時間おきに家へ電話していたみたいです。もし、お父さんが電話に出ないときは、近所の人にお願いしたり、家に帰ったりしてたみたいです。
でも、シンシア姉さんが介助犬になってからは、お母さんは心配がなくなって電話をしなくて良くなったのでとても喜んでます。
お父さんだけでなく、お母さんにとっても、「僕が電話を持ってくる仕事」は、とても大切なんだって。