
2010.05.06 (Thu)
![]() 散歩中 |
![]() 散歩中 |
といっても、僕の家は高台にあって坂ばっかりなので、お父さんが車いすで移動できるのは、家の前の平坦な道の約300メートルだけだから、普段の散歩も、お父さんが一人だけじゃなくて、お母さんかおばあちゃんが一緒なんだけどね。
それに冬の寒い日も、体温調整がうまく出来ないお父さんは屋外に長時間いると、寒さで凍えて動けなくなってしまうので、お母さんかおばあちゃんが散歩に連れて行ってくれます。
でも、お母さんかおばあちゃんが、勝手に僕を散歩に連れて行くと、僕がお父さんよりも、お母さんかおばあちゃんのことをリーダーだと思ってしまうといけないので、散歩の時間になると、お父さんがお母さんかおばあちゃんに「僕の散歩」をお願いして、お父さんの前で僕のリードを繋いでもらい、お父さんの指示があってから散歩に行きます。
僕が「お父さんの指示で散歩に行っている」と思って、お父さんがリーダーだと思うようにするためらしいです。
身体の不自由な人は、元気な人のようには、犬の世話ができないので、散歩のような工夫だけじゃなくて色々な工夫をして、介助犬との信頼関係を築いています。
僕だって、お父さんが何もしてくれなかったら、お父さんのお手伝いをするのが嫌になっちゃうかもしれないしね・・・!