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2009.12.24 (Thu)
廊下で |
体重計と血圧計 |
関西労災病院の駐車場の入り口には、自動発券機が設置されています。握力のないお父さんは、駐車チケットを取れないので、僕が取ってあげます。
後部座席で寝ている僕は、お父さんの「カム・フロント!」という指示で助手席へ移動します。そして、「テイク・チケット」の指示で、お父さんの膝を踏み越えて、運転席の窓から顔を出し、チケットをくわえて、お父さんに渡します。
これだけのことなのに、お父さんはとっても喜んでくれます。
今は、チケットを取る仕事は駐車場くらいだけど、ETCがなかった頃の高速道路では、入口ゲートの自動発券機からチケットを取らないといけなかったんだって。でも、当時の協会では、チケットを取る訓練をしていなかったので、シンシア姉さんは、介助犬になってから、お父さんとお母さんが訓練して、チケットを取る仕事を覚えたらしいです。僕は、協会にいるときから、チケットを取る訓練を受けたけどね。
使用者さんは、介助犬と暮らしているうちに、「新しい仕事の要望」とかが出てくるので、介助犬になってからも、新しい仕事を覚えたりするんですよ。
さて、診察室の前には、血圧計と体重計が置いてある(写真)ので、お父さんは自分で血圧と体重を測ります。血圧は、家の簡易血圧計でも測れるけど、車いすに乗ったままで測定できる体重計は病院にしかないので、体重測定は2ヶ月に1回です。たまに、2kgくらい太っていることがあり、そういう時は、お父さんは慌ててダイエットしています。
今日は、どういうわけか、ものすごく混んでいました。11時半の予約だったのに、診察が始まったのは13時でした。11時過ぎから、診察室の前で待っていたので、2時間待ち。
診察はたった5分だったのに。
あ~、待ちくたびれた・・・・。
※関西労災病院は、シンシア姉さんが介助犬になった1996年から、介助犬を受け入れてくれています。