★★★　介助犬デイジーのブログ　★★★

　４月２０日(土)に末広中央公園で開催された「花と緑のフェスティバル」での介助犬広報活動のことが毎日新聞に掲載されました。

◇４月２１日・毎日新聞・朝刊・阪神版
　花と緑のフェスティバル:介助犬へ理解深めて　家族連れにぎわう−−宝塚　／兵庫

朝食
レストランで うたた寝	部屋で うたた寝

　しばらく、ブログの更新をさぼってました。
　ちょっと間延びして季節外れになっちゃったけど、続きを書きます。

　チャリティーパーティーの翌朝は、ホテルのレストランへ朝食を食べに行きました。といっても、僕は部屋でドッグフードを食べたので、テーブルの下で寝てるだけやけどね。
　朝食はビュッフェ形式のレストランが多いけど、お父さんは料理を取ることが出来ないので、いつもコースメニューの朝食があるレストランに行きます。それに、お母さんも料理を取りに行く必要がないので、ゆっくりできるのが良いみたいです。

　今日は、東京ドームで行われるコンサートに行きます。お昼過ぎにゆっくり出かければいいので、部屋に戻って居眠りしてたんだけれど、お父さんたちは部屋に戻ると着替えをしてすぐにホテルを出かけました。
　どこに行くのか分からなかったけれど、東京ドームではなく、首都高速湾岸線を通って横浜に向かってるみたいです。
　ところが、川崎の埠頭に入ったら、改造したオートバイ４０台くらいの団体が・・・　いわゆる〇〇族が、片側３車線のうち２車線を占拠するように蛇行したり低速走行してました。挙句に、僕達の車のすぐ横で１台がウィリーをしだすし、事故でも起こるじゃないかと気が気じゃなかったです。こんなに近距離で、団体の〇〇族に遭遇したのは初めてです。
　でも、〇○族がいない車線を制限速度で走ってたら、いつの間にか見えなくなりました。

懐かしいお家で！

仔犬の頃のエルモ！

　関係のない話はこれくらいにして、高速道路を下りてしばらくすると、なんとなく見覚えのある景色が・・・。
　僕が生後２ヶ月から１歳までお世話になったパピーホームさんのお家の近所でした。お父さんが、マンションの前で車を止めると、懐かしいママさんが迎えに出て来てくれました。
　普段はコンサートにも、僕はお父さんたちと一緒に行っています。
　でも、お父さんさんたちは、アリーナのコンサートは初めてで、車いすスペースが設けられるらしいけど様子が分からず、盛り上がっている観衆の中でエルモがもみくちゃにされると心配だし、長時間になるので、僕を預かってもらうことにしたみたいです。
　僕は、懐かしくって、先頭を切って家に向かいます。ママに「やっぱり覚えているだ」と言われた矢先に、「エルくん、行き過ぎてるよ」って言われちゃいました。

　パピーホームのパパやママには、５年前の介助犬イベントで会ってるけど、９年ぶりの里帰りです。
　その頃使ってた僕のマットやグッズは無かったけど、やっぱり落ち着きます。　しばらくすると、お父さんやお母さんが居なくなってちょっと気になったけど、すぐに馴染んじゃいました。
　散歩の時には、ママが連絡してくれていたので、友達だったワンちゃんや飼い主さんが会いに来てくれました。
　お兄さんやお姉さんは、仕事や学校の関係で家を出て一人暮らしていて色々と忙しいみたいなんだけど、僕が帰って来ると聞いて、会いに帰ってきてくれました。
　お姉さんに「エルモは、成長して介助犬としてしっかり活躍してると思ってたけど、昔と同じようにのんびり屋やけど大丈夫なのかなぁ？」って言われちゃいましたが、お父さんの不自由な生活をお手伝いしてるし、講演や国会などへも行って頑張ってますよ。
　今日１日で、たくさんの人に会っていっぱい遊んだので、ちょっと疲れちゃいました。夜遅くにパパが帰ってきたときには、パパが「遊ぼう」っていうので、ちょっとだけ愛想をしてさっさと寝ちゃいました。

　翌朝、お父さんとお母さんが迎えに来てくれました。お父さんたちは、僕がさぞかし喜ぶだろうと思ってたみたいなんだけど、そうでもなかったのガッカリしてました。

　パパ、ママ、本当に有り難うございました。
　これからも頑張るので、応援してくださいね。（つづく）

　４月１１日に行った小林聖心女子学院高等学校での講演の事が毎日新聞に掲載されました。
　是非、ご覧になってください。

◇４月１２日・毎日新聞・朝刊・阪神版
　介助犬:木村さんとエルモの日常披露　手助けの様子など−−宝塚で講演　／兵庫