
2012.02.07 (Tue)
1月15日に東京へ行ったのですが、お父さんは、きれいなお姉さん達に、優しく?してもらって、とてもウキウキしていました♪
と言っても、飛行機に搭乗したときのことなんですけどね・・・。
詳細は後で書きますが、飛行機は運賃が高いし、機体の通路が狭いことやセキュリティーなどの関係で、車いす使用者が搭乗するには面倒なことがあるので、東京へ行く時は新幹線を使うことが多いです。でも、冬の寒い時期のため、JRだと乗り換えのたびに寒いホームで待つことになるので、今回は日帰りだし、飛行機にしたみたいです。
お父さんは、少し億劫だったみたいだったけど、日本航空のグランドスタッフさんやキャビンアテンドさんが、とても親切に手伝ってくれ、僕のことも大歓迎してくれたので、とても快適なフライトになりました。お父さんは、「これから東京に行く時は飛行機にしようかな♪」って喜んでいました。
ハード面の改善もとても大切ですが、スタッフさんの対応といったソフト面のちょっとした気遣いが、ハード面の不都合を帳消しにしてくれました。
飛行機のチケットを電話予約する際、「車いす使用者であること」や「介助犬を同伴すること」を伝えると、「セキュリティーチェックや搭乗の手続きに時間がかかるので、出発の1時間前にチェックインカウンターへ来てください」と言われます。飛行機の速さのメリットが薄れてしまうので少し残念ですが、乗り遅れると困るので仕方ないです。
伊丹空港は家から10kmくらいだし日帰りなので、車で行きました。空港の駐車場には、身障者用の駐車スペースが、チケットロビー入口の一番近いところにあり屋根も付いています。ただ、身障者用の駐車スペースは10数台分あるのですが、7時半頃に着いたのに、あと2台分しか残っていませんでした。時間帯によっては、身障者用の駐車スペースが全て埋まっていることもあるようなのでちょっと心配です。
車を降りて、チェックインカウンターに向かいました。僕(介助犬)のことは、電話予約の時に伝えてあり、カウンターで「身身体障害者補助犬認定証」の提示を求められるけど、内容を確認して問題がなければそんなに時間はかかりません。「身身体障害者補助犬認定証」には、お父さんと僕の写真が貼ってあり、皆さんが持っている車の「運転免許証」みたいなものです。
時間がかかるのは、お父さんの方です。
飛行機の通路は狭く普通の車いすでは通ることができないので、搭乗する際には、幅の狭い特別な車椅子に乗換える必要があります。
ボーディングブリッジを利用する場合は、自分の車いすで飛行機の入口の直前まで行き、そこで機内用の幅狭の車いすに移してもらいます。機内の狭い通路を通って座席まで行き、今度は座席に移してもらいます。最近は、タラップを使う飛行機に当たったことはありませんが、飛行機に乗り込むのに、荷物用のすごく大きな昇降機を使います。
少し話が戻りますが、セキュリティーチェックの際には、金属類の持ち物をすべて預けても、車いすが金属(アルミ)製なので、金属探知機を通ると必ずアラームが鳴りボディーチェックを受けることになります。安全確保のために大切なことなのですが、時間がかかるしちょっと面倒です。
ボディーチェックを受けたくない人のためには、木製の車いす(タイヤはゴム)が用意されていますが、お父さんは乗り移る方が大変なので、木製の車いすには乗ったことがありません(車いすの写真で、左端が木製の車いす、右端が機内用の幅狭の車いすです。真ん中は、普通の車椅子に見えますが、後輪のタイヤを外すと、後ろの小車輪で走行することができ、機内用の幅狭の車椅子にもなります)。
飛行機の座席は、普通席だと足元のスペースが狭いので、僕が窮屈な思いをしなくていいように、お父さんは、スペースが広いクラスJのしかも一番前の座席を予約してくれました。おかげで、ゆったりとくつろげました。
離陸や着陸の際に、Gがかかってお父さんの足や壁に押し付けられたり、振動が激しかったので、ちょっとびっくりしたけど、怪訝そうな顔をしてお父さんを見上げたくらいで全然大丈夫でしたよ。
上空に行くと、気圧の変化で、お父さんたちは耳がツーンとするらしく、唾を飲んだり、耳抜きをしたりしてたけど、僕は気にせず寝てました。シンシア姉さんは、飛行機に乗って気圧が変わってくると、あくびを数回してたらしいけど、僕には必要なかったです。
天候も良く機体が揺れることもなかったので、ぐっすり寝ていたらあっという間に羽田空港へ到着していました。
フライト中も、キャビンアテンドさんが、お父さんや僕のことを色々と気遣って親切にしてくれたので、お父さんはとってもウキウキしていました。飛行機を降りる時、名残惜しそうに、お父さんは「今度は、もっと長時間のフライトになるよう、沖縄やハワイへ行くときにお世話になります」と言ってましたが、お母さんは呆れ顔でお父さんを眺めてました。
優しいキャビンアテンドさん、グランドスタッフさんのお陰で、僕にとっても、快適なフライトになりました。感謝・感謝です!
と言っても、飛行機に搭乗したときのことなんですけどね・・・。
詳細は後で書きますが、飛行機は運賃が高いし、機体の通路が狭いことやセキュリティーなどの関係で、車いす使用者が搭乗するには面倒なことがあるので、東京へ行く時は新幹線を使うことが多いです。でも、冬の寒い時期のため、JRだと乗り換えのたびに寒いホームで待つことになるので、今回は日帰りだし、飛行機にしたみたいです。
お父さんは、少し億劫だったみたいだったけど、日本航空のグランドスタッフさんやキャビンアテンドさんが、とても親切に手伝ってくれ、僕のことも大歓迎してくれたので、とても快適なフライトになりました。お父さんは、「これから東京に行く時は飛行機にしようかな♪」って喜んでいました。
ハード面の改善もとても大切ですが、スタッフさんの対応といったソフト面のちょっとした気遣いが、ハード面の不都合を帳消しにしてくれました。
![]() 空港の駐車場 |
![]() チェックイン カウンター |
伊丹空港は家から10kmくらいだし日帰りなので、車で行きました。空港の駐車場には、身障者用の駐車スペースが、チケットロビー入口の一番近いところにあり屋根も付いています。ただ、身障者用の駐車スペースは10数台分あるのですが、7時半頃に着いたのに、あと2台分しか残っていませんでした。時間帯によっては、身障者用の駐車スペースが全て埋まっていることもあるようなのでちょっと心配です。
車を降りて、チェックインカウンターに向かいました。僕(介助犬)のことは、電話予約の時に伝えてあり、カウンターで「身身体障害者補助犬認定証」の提示を求められるけど、内容を確認して問題がなければそんなに時間はかかりません。「身身体障害者補助犬認定証」には、お父さんと僕の写真が貼ってあり、皆さんが持っている車の「運転免許証」みたいなものです。
![]() 空港の車いす |
飛行機の通路は狭く普通の車いすでは通ることができないので、搭乗する際には、幅の狭い特別な車椅子に乗換える必要があります。
ボーディングブリッジを利用する場合は、自分の車いすで飛行機の入口の直前まで行き、そこで機内用の幅狭の車いすに移してもらいます。機内の狭い通路を通って座席まで行き、今度は座席に移してもらいます。最近は、タラップを使う飛行機に当たったことはありませんが、飛行機に乗り込むのに、荷物用のすごく大きな昇降機を使います。
少し話が戻りますが、セキュリティーチェックの際には、金属類の持ち物をすべて預けても、車いすが金属(アルミ)製なので、金属探知機を通ると必ずアラームが鳴りボディーチェックを受けることになります。安全確保のために大切なことなのですが、時間がかかるしちょっと面倒です。
ボディーチェックを受けたくない人のためには、木製の車いす(タイヤはゴム)が用意されていますが、お父さんは乗り移る方が大変なので、木製の車いすには乗ったことがありません(車いすの写真で、左端が木製の車いす、右端が機内用の幅狭の車いすです。真ん中は、普通の車椅子に見えますが、後輪のタイヤを外すと、後ろの小車輪で走行することができ、機内用の幅狭の車椅子にもなります)。
![]() 待合エリアで |
![]() 機内で |
![]() 機内で |
離陸や着陸の際に、Gがかかってお父さんの足や壁に押し付けられたり、振動が激しかったので、ちょっとびっくりしたけど、怪訝そうな顔をしてお父さんを見上げたくらいで全然大丈夫でしたよ。
上空に行くと、気圧の変化で、お父さんたちは耳がツーンとするらしく、唾を飲んだり、耳抜きをしたりしてたけど、僕は気にせず寝てました。シンシア姉さんは、飛行機に乗って気圧が変わってくると、あくびを数回してたらしいけど、僕には必要なかったです。
天候も良く機体が揺れることもなかったので、ぐっすり寝ていたらあっという間に羽田空港へ到着していました。
フライト中も、キャビンアテンドさんが、お父さんや僕のことを色々と気遣って親切にしてくれたので、お父さんはとってもウキウキしていました。飛行機を降りる時、名残惜しそうに、お父さんは「今度は、もっと長時間のフライトになるよう、沖縄やハワイへ行くときにお世話になります」と言ってましたが、お母さんは呆れ顔でお父さんを眺めてました。
優しいキャビンアテンドさん、グランドスタッフさんのお陰で、僕にとっても、快適なフライトになりました。感謝・感謝です!
飛行機は手続きが大変なんですね!
エルくんもがんばったんや。