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★★★ 介助犬デイジーのブログ ★★★

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介助犬シンシア、エルモからバトンを受け取ったデイジーの日常を紹介していきます。

愛犬のしつけ方教室


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2010.04.18 (Sun)
桜

桜

 4月11日は、愛犬のしつけ方教室に参加するため、兵庫県動物愛護センターへ行ってきました。教室と言っても、お友達のワンちゃんにも会えるし、とっても楽しいので、動物愛護センターに近づくとウキウキしちゃいます♪

 動物愛護センターの敷地内には、桜の木がたくさん植わっています。五分咲きだった前回(3/27)から、2週間がたったけど、まだ散っていなくてキレイでしたよ。

まだかな?
まだかな?
ノーリード歩行
ノーリード歩行
呼び寄せ
呼び寄せ
4組での歩行
4組での歩行
 まず、ノーリードで、飼い主さんの歩行に合わせて、きちんと歩くレッスンです。レッスンルームの中を、右に曲がったり、左に曲がったり、Uターンしたり、小走りしたりするんだけど、他の人たちとぶつからないように気をつけないといけないし、ノーリードなので難しいです。でも、みんな飼い主さんから、離れないように、きちんと歩いてますよ。
 次は、離れたところで伏せて待ち、お父さんの「カム」の指示で、お父さんのところへ戻ってくる練習です。でも、途中に「おもちゃ」や「ドッグフードの入った器」が置いてあるのに、それらを無視して戻ってくるのはスゴイでしょ・・・。
 それと、前回もやったけど、4人と4頭のグループで一直線に整列して歩くレッスンです。曲がるには、内側の時はゆっくり、外側の時は速く歩かないといけません。それに、他のグループの人たちともぶつからないようにしないといけないので、車いすの父さんには難しく、今回もお母さんがピンチヒッターです。
 直進したり、曲がったり、斜めに歩いたり、Uターンしたり、時には立ち止まって座ったりと忙しいし、幅が広いのに、壁からの距離を考えないで曲がって、外側の人が曲がりきれないなど、飼い主さんたちは苦労してました。でも、ワンちゃんたちは、みんなお利口さんで、飼い主さんにピッタリくっついて歩いていました。

 いつものことだけど、楽しいレッスンなので、1時間ちょっとがあっという間に終わっちゃいます。
 今日も、楽しかったです。

(補足)
 僕(介助犬)が「愛犬のしつけ方教室に通っている」と言うと、「エルモくんは、何か問題があるんですか?」っていう人が時々います。
 もし問題があれば、協会のトレーナーさんに見に来てもらわなければならないし、重大な問題なら、協会で再訓練することになるかもしれません。
 お父さんと僕は、問題があるからではなく、今のハイレベル?の状態を維持できるように、「愛犬のしつけ方教室」に通っているんですよ。
 介助犬の訓練中は、トレーナーさんがきちんとフォローしてるので問題が無かった介助犬も、きちんと管理されなかったり、間違った管理をされていると、少しずつレベルが下がってくるかもしれないので、使用者さんの責任は重大です。
 だから、「愛犬のしつけ方教室」へ通うことはとても良いことだと思っています。

コメント

おもちゃと食べ物の誘惑
「まだかな」の写真は、エルモ君の楽しそうな表情は、ウキウキしながら参加しているのがよく分かり、こっちまで楽しくなります☆

「カム」の練習で、おもちゃや食べ物を無視して戻ってくるのは、
かなり、大変ですね。
うちで、昔飼っていた犬は、近所のおばちゃんが、猫用においていたキャットフードに向かって、走っていってました・・・。
エルモ君、本当に、えらいと思います!

先日、高柳先生の「介助犬」という本を読ませて頂いたのですが、その中で、アフターフォローの大切さが書いてあるのを思い出しました。
時間の経過で介助犬も使用者の変化、環境の変化も加わる中で、介助犬のハイレベルな動きを維持することは大切ですね。

ブログを読ませて頂き、これまでの自分のリハの「アフターフォロー」について、再考させていただきました。
勉強になりました。
えびすさん

レッスンは、ゲーム感覚のところがあるので、エルモだけでなく、他のワンちゃんの喜んで参加しています。

介助犬の訓練は、「厳しい過酷な訓練」と思っている人が少なくないのですが、肢体不自由者が力で犬を押さえつけることは難しいので、介助犬は喜んで仕事をするように訓練しなければなりません。そうすることで、介助犬は、喜んで仕事をするようになるので、トレーナーの指示だけでなく、体の不自由なユーザーの指示にも従ってくれます。

介助犬が、楽しみながら仕事をしていることを、多くの人に知ってもらいたいです。

エルモのブログが、リハの「アフターフォロー」の参考になったとのこと、嬉しいです。
今後とも、よろしくお願いします。

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